森ビルでは、「VerticalGardenCity」のビジョンを前面に掲げている。これは、建物の集約一高層化により、足元に豊かなオープンスペースを創出し、東京エリアの安全向上、緑化推進、文化・芸術活動の促進を行う、というコンセプトである。森ビルでは、開発事業、海外展開、ソフト事業の三つをコア事業領域としており、各々について、具体的な指針を出している。まず開発事業においては、新橋・西新橋、大街区、六本木周辺エリアを中心に、都心部八カ所を主要開発拠点と位置付けており、各エリアにおけるオフィスビル開発を計画している。
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なかでも、大街区エリアを中心とした高層ビル群を「国際金融センター化」すると宣言しており、外資系金融機関の招致活動の強化や、それに見合ったビルの高機能化がますます進められるものと考えられる。二つ目の海外展開では、二〇〇八年春に竣工される上海環球金融中心の成功が、まさに直近の課題として掲げられている。また、三つ目のソフト事業では、竣工後のオフィスビルやその周辺のタウンマネジメントの強化を通じ、プロジェクトの付加価値増大をはかることをねらいとしている。