金利上昇時の解決策には、繰上返済によって、返済額をコントロールする方法もありますが、先に触れたとおり、当初の預貯金がその分減ってしまい、家計面では不安も残ります(繰上返済に走る前に、金利上昇に備える方法として、金利条件の少しでも良いものへ借換えをしておくというプランもあわせて比較しました。)(残返済期間が30年と長く、残高が2800万円あり、当初の余裕資金から300万円を繰上返済すると仮定します。(試算は、公利は1.5%の長期固定、返済額軽減型で統一。)
[参考]
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●借換えせずに300万円分を繰上返済した場合
返済額軽減型では、残返済期間中の毎月返済額が12.6万円から11.2万円に下がります。
●借換えた場合
保証料のかかる金融機関で借換えをすると、諸費用や税金・手数料なども含めて合計約73万円かかります。そこで、余裕資金300万円から諸費用分を差し引いた額だけ元金を減らして借換えした場合、なんと、金利が0.3%低い3.2%でも、毎月返済額は繰上返済のみのケースより低くなります。
この例では、金利差が0.3%以上あれば、借換えたほうが返済額を軽くすることができるわけです。さらに、以近は保証料がゼロの金融機関もあるので、その場合の諸費用は25万円程。同様に試算すると、金利差が0.1%以上あれば、借換え後の毎月返済額を繰上返済のみのケースより抑えられるのです。従前の借入れの際に保証料を負担していれば、借換時にその保証料が45万円程度乗ってくるので、借換えのメリットはさらに出やすくなるといえます。